★奇妙山(きみょうさん)
奇妙山往復(岩沢登山口から東条コース)
基本データ:奇妙山(標高)1099.5m(場所)長野市松代(コース)岩沢登山口から往復(標高差)約590m(総距離/時間)約4q/3h(備考)’22.4.9
奇妙なことに、近くに四阿火山の奇妙山(1629m)と松代の奇妙山と、同じ名前の山が二つあります。いわれは分かりません。
松代の奇妙山は、戦国時代の山城跡です。山頂は清滝城(奇妙山城)の主郭跡になっています。山頂手前に堀切があるのでそれと分かります。
長野市では最も高いところの城郭で、尼飾城を見下ろし、善光寺平を一望することができるので、ノロシ台や物見の役割を果たしたと思われています。
山頂入口には、「蚕養神」の石碑があって、養蚕が盛んな頃、「おかいこ様」を大事にしていたことが分かります。
尼巌山・奇妙山縦走
基本データ:奇妙山(標高)1099.5m(場所)長野市松代(コース)東条側・笹ノ登コース往復(標高差)約730m(総距離/時間)約8q/5h(備考)-
尼巌山(780.9m)・奇妙山は、戦国時代の山城跡で、山頂から遠く北アルプスを、眼下に千曲川・犀川に挟まれた川中島、善光寺平を望むことができ、歴史と眺望の素晴らしさを感じることができました。
尼巌山へは、くさり場もある岩場の多い急登、奇妙山へは、林間を行く尾根道でした。
数あるコースのうち今回は、長札・天王山口から登り始め、東条側から尼巌山頂へ。急坂を下り笹ノ登から奇妙山頂へ。帰りは折り返し尼巌山頂へ、今度は岩沢方面へ下り、すぐに池田の宮へ右折、山頂部の巨大な崖の下をトラバース。南尾根から北尾根への分岐点で右折し、石仏を見て北尾根(長札⇔尼巌山)に戻り下山しました。