★武石峰(たけしみね)・烏帽子岩(えぼしいわ)
基本データ:武石峰(標高)1972.9m(場所)松本市・上田市(コース)烏帽子岩〜武石峰コース(標高差)約360m(総距離/時間)約12q/5.5h(備考)’23.5.17
「烏帽子岩」(1621m)は、「古代より神が降る磐座(いわくら)として崇められ、山の神として、また女鳥羽川の源流の水神として信仰され」ています。山頂の烏帽子権現では、古くから雨乞いが行われていたそうです。
「武石峠」は、松本から上田方面へ行く近道で、茶屋跡が史蹟となっています。田山花袋は、明治20年代に浅間温泉へ泊り、武石峠を越えたといわれ、その時に詠んだ歌が石碑に刻まれています。
今もなほありやあらずや信濃なる峠の上にわが見たる茶屋
「思い出の丘」(1935m)は、美ヶ原高原や北アルプスを一望できる丘、「八ヶ岳中信高原国定公園『思い出の丘頂上』」と記された標柱が建っています。登山者たちが美ヶ原高原を振り返って「来た道を懐かしんだ」ことから名付けられたそうです。
「武石峰」は、一等三角点のあるなだらかな草原の山、遮るものの無い山頂からの景色は「素晴らしい」の一言です。
「美ケ原高原ロングトレイル」は、北は四賀地区金山町を起点に南は牛伏寺まで、日本一高く広い美ケ原高原を中心に歩く、総延長約45qのロングトレイルです。今回は烏帽子岩・武石峠・思い出の丘・武石峰を歩きました。