★三峰山(みつみねやま)
基本データ:三峰山(標高)1887.8m(場所)下諏訪町・松本市・長和町(コース)和田峠コース(標高差)約370m(総距離/時間)約7.4q/4.5h(備考)’23.6.17
三峰山は、北に美ヶ原へ、南に霧ケ峰へ、西に鉢伏山へと続く、三つの峰の結び目になっている山です。
和田峠からは、和田峠山の北峰を過ぎた辺りからなだらかな草原となり、山頂を眺めながら歩く道は爽やかです。最後の山頂への登りは、天にでも上るような気分になります。登り切ると三角点、奥に山頂の標識が見えます。振り返ると、登って来た草原の中に一本の道が細長く続き、山頂からは、360度の大パノラマが目に飛び込んできます。
登り口の和田峠(標高1600m)は江戸時代の中山道の最高地点で、和田宿から峠を越え下諏訪宿へ下る旅人が難義した峠です。
西に向かうと和田峠山の峰に出ます。ここが旧和田峠(古峠)です。明治になって東餅屋から西餅屋間に新道が開通したため通る旅人がいなくなり、今は旧蹟として名が残っています。右に折れて北へ向かうと三峰山です。