★編笠山(あみかさやま)
基本データ:編笠山(標高)2523.9m(場所)富士見町・北杜市小淵沢町(コース)観音平コース(標高差)約960m(総距離/時間)約9q/7.5h(備考)'23.10.18
編笠山の名は、編笠を伏せたような山容に由来すると言われています。
八ヶ岳連峰の最南端に位置する独立峰です。同じ独立峰である北端の蓼科山と良く似ています。共に円錐形の火山で、山頂は溶岩に覆われています。山頂は、蓼科山が火口の平坦な窪地になっているのに対して、編笠山は丸い山になっています。編笠山はその分、山頂に立てば360度を見渡すことが出来、眼前の八ヶ岳の主峰や遠く富士山などを眺めることが出来ます。
観音平には「矢の堂」の跡地があって、聖観世音菩薩(新羅三郎義光(甲斐源氏の祖)が武運長久を祈願し、鷹の白矢を献じた伝説から「矢の観音」)が祀られています。武田信玄が戦勝を祈願、大門峠の合戦に勝利、ご加護を感じて、この地に矢の観音を移祀したと伝えられています。