★竜ヶ岳(りゅうがたけ)
基本データ:竜ヶ岳(標高)1485m(場所)富士河口湖町(コース)石仏・湖畔コース(標高差)約580m(総距離/時間)約6.2q/4.5h(備考)積雪期’24.2.13
「竜ヶ岳」は『富士の国やまなし』によると、その昔「小富士」と言われていたそうです。それが竜ヶ岳と呼ばれるようになったのは、二つの「竜ヶ岳伝説」に由来するそうです。
一つは、「富士山が噴火した時、真っ赤に焼けた溶岩が本栖湖に流れ込み、湖水は煮えたぎりました。湖の主の竜は熱さに耐えきれなくなり、湖から逃げ出し小富士に駆け昇った」という伝説。
もう一つは、「湖底に住む竜が、富士山の大爆発を村人たちに告げて小富士に昇りました。噴火の難を逃れた村人たちは、信仰の山として崇めるようになった」という伝説。東屋のある中腹には、竜を供養する「石仏」があります。
本栖湖は、貞観6年(864年)に起こった富士山の大噴火「貞観大噴火」の溶岩流によって現在の形になり、水深121.6m、「本州一の透明度」を誇る湖だそうです。
竜ヶ岳は、富士山の眺望が素晴らしく、「ダイヤモンド富士」としても有名です。