★妙高山(みょうこうさん)
基本データ:妙高山(標高)2454m(場所)新潟県妙高市(コース)燕温泉往復(標高差)約1300m(総距離/時間)約10.3q/9h(備考)日本百名山’23.6.26
越後富士とも言われる妙高山は、新潟県を代表する山です。
長野から見ると北にそびえるている山で、北信五岳(戸隠・飯縄・黒姫・斑尾・妙高)の一つとして数えられています。したがって、長野の人は、他県の山という意識は薄く、いつも親しみを持って眺めている山です。
妙高山は、成層火山が爆発したことによってできた典型的なカルデラです。さらに外輪山が取り巻く中央に、心岳と呼ばれる溶岩ドームの火口丘ができています。妙高山には、北峰(2445.8m)と南峰の2つのピークがあり、岩に覆われた南峰の方が最高峰です。
山頂は晴れていましたが、周囲は雲に覆われていて360度の眺めは見ることができませんでした。雲が無ければ、火打山・焼山、北アルプスなどが眺められたと思います。
「日本百名山」を著した深田久弥は、妙高山を「均整の取れた山容の気品と言い、ドッシリと安定した量感と言い、のびやかな裾野の雄大さと言い、名山としての名に恥じない」と記しています。