★小遠見山(ことおみやま)
基本データ:小遠見山(標高)2007m(場所)大町市・白馬村(コース)アルプス平から往復(標高差)約480m(総距離/時間)約5.2q/6h(備考)'25.8.4
小遠見山は、北アルプスの五龍岳への登山ルート上にあり、遠見尾根にある最初のピークになる山です。トレッキングコースはここまでで、ここから先は五龍岳への登山コースになります。
「アルプス平」(1515m)から地蔵ケルンを目指します。その中には農耕の風害防除や風邪、疫病、災害から里人を守る風切地蔵尊(風除地蔵)が祀られています。
「地蔵の頭」(1676m)には、五龍岳の雪山の厳しさを物語るように「山を愛し、山で死んだ友よ、安らかに眠れ」と多数の遭難慰霊碑が建っています。
「見返り坂」からは、眼下に白馬村、遠く妙高戸隠連山などの景色が広がっています。
「一ノ背髪」(1892m)から「二ノ背髪」(1950m)、さらに小遠見山々頂へと続く稜線は、景色が良く、秋には紅葉も美しく、楽しみながら歩くことができます。
山頂からは、360度の大景観が広がっており、五龍岳をはじめとする雄大な北アルプスや鹿島槍ヶ岳の「カクネ里雪渓」(氷河)を眺めることができます。