★米子大瀑布(よなごだいばくふ)
基本データ:米子大瀑布(標高)1480m(場所)須坂市(コース)周遊コース(標高差)約180m(総距離/時間)約3q/4h(備考)日本の滝百選'25.10.30
米子大瀑布は、四阿火山(四阿山2354m)によって形成されたカルデラの北側に位置している。その一角は崩れて浸食された断崖絶壁で、カルデラ内に集まった水が滝となって流れ落ちている。
主な滝の落差は、不動滝が89m、権現滝が82mで、国の名勝に指定された「米子瀑布群」を構成している。
滝口には米子不動尊奥之院があり、古くから不動信仰、山岳信仰の対象として崇められている。
滝の向かい側には、岩壁を背景とした台地があって、昭和35年に閉山した米子硫黄鉱山の跡がある。全盛期には、従業員とその家族約1500人が暮らしていた集落があって、学校や診療所なども整備されていた。
今はその痕跡はなく、広い草地となって名のみが残っている。