★平尾富士(ひらおふじ)
基本データ:平尾富士(標高)1155.7m(場所)佐久市(コース)忍耐の小径コース(標高差)約270m(総距離/時間)約3q/3h(備考)'25.11.12
平尾富士(平尾山)は、佐久市の「平尾の森」のシンボルであるとともに、上信越自動車道佐久平PAから直接アクセスできる山としても有名です。
平尾山は、鎌倉時代、大井庄のうちで最も高い山として「大井山」と呼ばれていました。
戦国時代には大井庄十二郷のうち「平尾之郷」と呼ばれ、平尾氏が尾根(830m)に平尾城(山城)を築いて支配していました。山頂には狼煙台が置かれたので、物見の城として「平尾山」と呼ばれるようになりました。
山頂には、富士浅間神社があって『古事記』による「木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)」が祀られています。安産・子宝の神様、富士山の守り神で、「市民の森」は「木花佐久耶姫の森」と名付けられています。
平尾山は、佐久平を一望のもとに見渡すことでができることもあって、「平尾富士」と呼ばれるようになっています。