★雁田山(かりたさん)
基本データ:雁田山(標高)786.6m(場所)小布施町(コース)岩松院から周回(標高差)約430m(総距離/時間)約6.5q/4h(備考)'21.10.3
雁田山と言うと須坂・高山側の採石による爪痕が痛ましく、今まで足が向きませんでした。
ところが登ってみると、岩松院側は急登で岩場もあり、起伏のある稜線歩きもあって、低山ながら高い山の登山気分を味わうことができました。
稜線には善光寺平や北信五岳を見渡すことができる展望園地や姥石や物見岩などがあって、トレッキングを満喫することができました。
小布施側の遠くから見ると、高井鴻山が雅号としている鳥(雁(かり)は鴻(ひしくい)と同類)が「羽を広げたような形」になっていて、なるほどと、うなずける姿をしています。
地元の人は、南北に連る山を総称して雁田山と呼んでいます。コースの最高点は北側の「千僧坊」(782.7m)ですが、雁田山系の最高峰は、そこから少し北東にある滝ノ入城址「賭屋場山」(786.6m)です。
中央に展望園地(756m)があり、南側には雁田山(759.3m)があります。そこにはかつての国鉄の無線電波反射板跡地があり、一等三角点があります。
麓には、岩松院(葛飾北斎の天井絵「八方睨み鳳凰」)や浄光寺(薬師堂)があって、雁田山は二つの古刹を包み込むように裏手にそびえています。