★三ツ峠山(みつとうげやま)

 基本データ:三ツ峠山(標高)1785.2m(場所)山梨県富士河口湖町(コース)金ケ窪沢コース(標高差)約470m(総距離/時間)約8q/3.5h(備考)山梨百名山  

 「三ツ峠」と「大菩薩峠」は、富士山を望むハイキングコースとしてあまりにも有名で、その名前のもつ響きに魅力を感じる年代の人も多いのではないでしょうか。
 前回「大菩薩峠」に登ったので、今度は「三ツ峠」と思い、金ケ窪沢の登山口に立ちました。そこには「富士箱根伊豆国立公園 三ツ峠登山道」という大きな案内板が山梨県によって設置されていました。そして『御坂山地の末端にあり、開運山・御巣鷹山・木無山の三山を称して三ツ峠山と呼ばれている。頂上からは富士山を始め、富士五湖、御坂山地、甲府盆地、南アルプスなど雄大な展望がえられる』と記されていました。
 開運山は三山の最高峰で、国土地理院の地図では「三ツ峠山」と表示されています。
 登り始めて木無山の稜線に出ると、富士山の素晴らしい眺望が眼に入ってきました。南に進み、「木無山」(1732m)に出ると富士山が見えるように草原が広がっていました。「なるほど木無山か」とその山名にうなずけました。折り返して戻る途中、稜線から突き出した岩頭に立つと、東側に富士山から丹沢方面まで素晴らしい絶景が広がっていました。
 稜線をさらに北に進んで「開運山」に登りました。山頂は360度の大パノラマで、美しい富士山を始めとして案内板に記された雄大な景色を眺めることができました。ひと休みしてから山頂の北側を下り、「御巣鷹山」(1775m)に登りました。御巣鷹山は電波塔が占めていて、見晴らしも休憩地もなく、電波塔を一周するのみでした。山頂から鞍部に下る途中、富士山を眺め、後は林道兼登山道を下りました。
 かつては、「トレッキング」という用語は使われていませんでしたので、「登山」か「ハイキング」のどちらかでした。今は「トレッキング」と表現するのでしょうか。開運山の山頂は、新しい「ハイカー」でにぎわっていました。天気に恵まれ、雄大な富士山を眺めながら若い「ハイカー」の声を聞いていると、山に惹かれて北八ヶ岳・白駒池などへハイキングに出かけた頃の青春時代が思い出されました。

 

     

稜線からの眺望(木無山登り口)

 

     

富士山

 

  

     

木無山の標識/木無山の眺望

 

  

     

草原先の富士山/「木無山」(開運山から)

 

  

     

岩頭からの眺望/富士山

 

  

     

丹沢方面の眺め/山中湖の雲海と富士山

 

  

     

開運山の山容/開運山の岩壁

 

  

     

「開運山」山頂/「三ツ峠」の石碑

 

     

富士山(開運山から)

 

  

     

御坂山地/南アルプス

 

  

     

甲府盆地/八ヶ岳

  

  

     

開運山直下の北側登山道/開運山の山容(御巣鷹山鞍部から)

 

  

     

「御巣鷹山」/御巣鷹山への登り道

 

  

     

大菩薩嶺(御巣鷹山から)/富士山と河口湖(御坂みちから)

 

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