★茂来山(もらいさん)
基本データ:茂来山(標高)1717.7m(場所)佐久穂町・小海町(コース)>霧久保沢コース(標高差)約680m(総距離/時間)約6q/4h(備考)信州百名山、'21.11.5
茂来山は、佐久平の南東にそびえる円錐形の威容を誇る、すそ野の広い均整のとれた山です。
茂来山は、佐久平の中央を流れる千曲川を挟んで、東、群馬県境側の山並みにあって、西側の八ヶ岳連峰と向かい合っています。その八ヶ岳が噴火して、飛んできた岩で出来た山と言われています。八ヶ岳の岩をもらって出来た山だから、「もらい山」になったと言われています。
また、佐久穂町の伝説によると、もとは『貰井山』と書かれていたが、八ヶ岳を名乗るのに東の貰井山をもらって八つとしたことから、貰井山が茂来山と呼ばれるようになったとのこと。そこから「お嫁さん(お婿さん)をもらいたい」という縁結びの伝説が生まれたそうです。浩宮様が登ったことでも有名な山です。
茂来山の森には、食糧の足しになる「トチノキ」が守られて残っています。「コブ太郎」(推定樹齢/250年 樹高/22m 幹周/5.31m)は、「森の巨人たち百選」に選ばれています。