★富士ノ塔山(ふじのとうやま)
基本データ:富士ノ塔山(標高)992m(場所)長野市小田切(コース)平林コース(標高差)約490m(総距離/時間)約7q/5.5h(備考)積雪期'22.2.25
今年は雪が多く、久しぶりの晴れ間を見て、里山に登りました。登山道は30〜60pの雪道で、展望台のある山頂までは人が登った形跡がありましたが、地図上の山頂へは登った形跡がありませんでした。
長野県歌『信濃の国』作詞者の歌碑を、雪の中から掘り出してみました。
咲く花を風の心にまかせじと 山たちかくす夕霞かな 浅井洌
案内板には、「富士の塔は海抜九九八メートル、空気が澄んだ日には富士山が望まれる。一名国見山という。奥信濃6郡を一望できる。・・・善光寺平が1つのクニであった弥生時代、このクニを一望できたので国見山と想像される。」と記されていました。なお、国土地理院の地図では、「富士ノ塔山」は「992m」と表示されています。
戦国時代には小田切氏の砦があって、のろしや物見の山に使われたそうです。
林道脇には、立派な東屋(明治42年(1909年)改築の元小田切村立小鍋尋常小学校の玄関の一部)が建っています。