★守屋山(もりやさん)
基本データ:守屋山(標高)1650.6m(場所)諏訪市・伊那市(コース)杖突峠・立石コース周回(標高差)約480m(総距離/時間)約7.8q/5h(備考)信州百名山'22.5.28
伊那山地と赤石山脈の間に中央構造線が走っていて、そこに諏訪と伊那高遠を結ぶ杖突街道が通っています。諏訪盆地側は、糸魚川静岡構造線によって断層崖となっています。
杖突街道は、古くは東山道、今は152号線になっています。その峠は、「急坂を杖を突きながら登った」ことから「杖突峠」と言われています。
守屋山は、その伊那山地の北端にあたる山です。守屋山には二つの峰があって、西峰が高い、東峰には柵で囲った守屋神社の奥宮が祀られています。
「守屋山の神が怒ると雨をもたらす」と信じられていて、「日照りが続くと雨乞いと称して祠を谷底に突き落とす」という習慣があったといわれています。鉄の柵はそれを防ぐためのものだそうです。
今回は、杖突峠コースから立石コースへと周回しました。山頂からは、北・南・中央の日本アルプスや八ヶ岳、御嶽山などが一望でき、360度の大パノラマでした。