★入笠山(にゅうかさやま)
基本データ:入笠山(標高)1955.4m(場所)富士見町・伊那市(コース)沢入登山口から往復(標高差)約500m(総距離/時間)約8q/4h(備考)日本三百名山・信州百名山、'22.6.30
入笠山は、南アルプス(赤石山脈)の最北端の山です。
赤石山脈と伊那山地の間を走る中央構造線は、フォッサマグナ(日本列島を二分する大地溝帯)の西縁の糸魚川静岡構造線と交差しています。
南アルプスは、この糸魚川静岡構造線を境に東から押されて横ずれし、陥没したために北端は断層崖になっています。そして、そこに出来た断層湖が諏訪湖です。
入笠山の北側斜面は富士見パノラマリゾートのスキー場になっていて、ゴンドラリフト(1050m→1780m)を利用できます。それでもトレッキングを楽しみむ人は、沢入登山口から歩きたいものです。
入笠山の山頂からは、眼下に諏訪湖を、遠くに富士山を眺めることができます。そして、360度の大パノラマは、北・中央・南の全アルプスを見渡すことのできる素晴らしい眺めです。