★天狗山(てんぐやま)
基本データ:天狗山(標高)1882m(場所)南佐久郡南相木村・川上村(コース)馬越峠から往復(標高差)約264m(総距離/時間)約2.6q/3h(備考)信州百名山、'22.9.12
「天狗山」は、地理的には千曲川とその北側を流れる支流の南相木川に挟まれた、関東山地から長野県側に伸びた尾根上にあります。
天狗山は、南佐久郡の南相木村と川上村との境に位置しています。麓から見上げると天狗の顔のように見えることから、天狗山と名付けられたそうです。
武田信玄が、信州攻めの時に通ったと言われる、馬越峠から山頂を目指しました。
峠から急な坂を登り、尾根に出てしばらく西に進むと、山頂手前ピークの岩稜上に立てます。そこからは川上村側に視界が開け、眼前に天狗山が現れます。
山の形は、天狗というよりダルマのようなどっしりとした姿で、行く手を遮るようにそびえていました。
しばしの休憩後、岩稜を下り、鞍部から山頂目指して一直線に上り返しました。岩場にはロープが設置され、急な登りが続いていました。
山頂に出ると一気に視界が広がります。八ヶ岳連峰が一望できる景色は最高です。北に浅間山、南に南アルプスなど360度の大パノラマは素晴らしいの一言です。
天狗山の西続きには男山が、北側には峰雄山を挟んで御座山が見え、千曲川の支流奥深くに魅力的な山が並んでいました。