★浅間山(あさまやま)前掛山(まえかけさん)
基本データ:前掛山(標高)2524m(場所)御代田町・軽井沢町・嬬恋村(コース)浅間山荘コース(標高差)約1110m(総距離/時間)約14q/7h(備考)日本百名山、信州百名山'22.10.03
信越線に特急「あさま」が走っていた頃から、ずっと登りたい憧れの山でした。噴煙がなく寂しい気もしましたが、やっと前掛山まで登ることができました。
「小諸出てみよ 浅間の山に 今朝も煙が 三筋立つ」
小諸馬子唄に歌われている浅間山は、現在、噴火警戒レベル「1」(活火山であることに留意)です。
かもしか平を過ぎた高所に、後醍醐天皇の皇子「宗良親王」の歌碑が建っています。
「信濃路や見つつわがこし浅間山雲は煙のよそめなりけり」(新葉和歌集)
「信濃路に浅間山を眺めて来ましたが、雲のように見えたのは火山の煙でした」と詠っています。
浅間山は、三重式コニーデ型の活火山です。第一外輪山の黒斑山・剣ヶ峰と第二外輪山の前掛山、中央火口丘の釜山から成り立っています。
第一外輪山と第二外輪山との間の火口原が湯の平、第二外輪山と中央火口丘との間の谷が無限の谷と言われています。
天明3年(1783年)の大噴火は、天明の大飢饉の原因ともなっています。