★飯縄山(いいづなやま)
基本データ:飯縄山(標高)1917m(場所)長野市・信濃町・飯綱町(コース)南登山口から往復(標高差)約735m(総距離/時間)約6.5q/5h(備考)日本二百名山、信州百名山
雪の飯縄山に登ってきました。13体ある石仏を拝みながら登ると、富士見の水場付近から雪道になり、山頂は雪で覆われていました。遠くの空は霞んでいましたが、登山は満喫できました。
深田久弥は「日本百名山」の後記の中で、百名山の選定基準の「附加的条件として、大よそ千五百米以上という線を引いた。山高きをもって尊しとせずだが、…」と記しています。そして「百名山の中に入っても少しも遜色のない山」として、黒姫山・飯縄山・岩菅山などを列挙しています。
「山の歴史」を選定基準に挙げ、「人々が朝夕仰いで敬まい、その頂に祠(ほこら)をまつるような山はおのずから名山の資格を持っている。」と言っています。
飯縄山は、古くから山岳信仰の霊山で、南峰には飯縄神社(奥社)が祀られています。まさに「山霊がこもっている」山です。
霞んでいなければ、山頂からの眺望は富士山・浅間山、志賀高原、北アルプス、妙高戸隠連山と文字どおり360度の展望が開けています。