★大洞山・井上山(おおぼらやま・いのうえやま)
大洞山は、地元の須坂市高甫小学校の全校登山で親しまれている里山です。
今回は、枕状溶岩脇の登山口から「井上城跡」を経て「井上山」へ登り、さらに「大洞山」に登頂して北尾根を下り、乗越峠から「竹の城跡」を巡るコースを歩きました。このコースは、里山トレッキングを楽しみ、山城の歴史を学ぶことができる魅力的なコースでした。
ふもとには、信濃源氏の祖と言われる井上氏の居館跡があります。二つの山城は、井上氏の居館を囲むように大洞山の尾根上に配置されていて、防御に優れた城塞群を構成しています。
井上山の山頂(771.4m)には、一等三角点があります。三角測量の基準となる須坂基線の近くにある一等三角点として、重要な役割を果たしています。
三角測量は、「須坂基線」・一等三角点を参照してください。