★岩井堂山(いわいどうやま)
山の名前 | 場所 | 標高 | トレッキングコース | 標高差 | 総距離/時間 | 備考 |
岩井堂山 | 坂城町・千曲市 | 973.1m | 自在神社から周回 | 約390m | 約6q/3.5h | '24.11.12 |
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岩井堂山は、千曲川側から見るときれいな三角錐の形をしている。
上山田側からは、岩のある地名を「岩井」といい、観音堂があったことから「岩井堂山」と呼ばれています。
地元に伝わる天狗伝説によると、自在坊という所に山伏の三兄弟が住んでいて天狗に仕え、「修行を積み郷民のために呪文を唱え加持祈祷を行った。郷民はその徳を讃えて天狗として祀った」といわれています。慶長年間に千曲川大洪水に遭い、長兄は戸倉自在山へ、次兄は松代皆神山へ、末弟は岩井堂へ移り住みました。
坂城町側からは、末弟が自在坊から岩井堂に移り住んだことから「自在山」と呼ばれています。
山頂には、周囲を土塁でめぐらした烽火(のろし)台跡がある。三等三角点は土塁の上にある。
また、木曽御嶽山信仰における御嶽三座神(御嶽山座王大権現)の名が刻まれた石碑「国常立尊(くにとこたちのみこと)・国狭槌命(くにさづちのみこと)・豊斟渟命(とよくむのみこと)」がある。その脇には、「摩利支天」と刻まれた石碑もある
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