小さな山日記


2025年2月27日(木) 天候(晴れ)
  足和田山(あしわだやま)ハイキング

  基本データ:足和田山(標高)1354.9m(場所)富士河口湖町・鳴沢村(コース)紅葉台から往復(標高差)約190m(総距離/時間)約7q/4h(備考)山梨百名山'25.2.27  

 

 足和田山は、富士山の北側にあって富士五湖の中央に位置していることから「五湖台」とも呼ばれています。西湖と富士山麓の間を東西に連なる山の最高地点です。  
 また、箱根の足柄山、駿河の愛鷹山(足高山)と合わせて「富士の三脚(足)」と呼ばれています。  
 三湖台からは青木ヶ原樹海と本栖湖・西湖を、五湖台からは西湖と河口湖を眺め、どこからの富士山も最高でした。


 

 

     

紅葉台出発/三湖台

 

     

富士山(三湖台から)

 

     

青木ヶ原樹海(大室山・毛無山・竜ヶ岳・本栖湖・南アルプス)

 

     

西湖(王岳・鬼ヶ岳・十二ヶ岳)

 

     

足和田山(黒岳・三ツ峠山)

 

 

     

三湖台を下る/上りの先に足和田山

 

 

     

下り/上り

 

 

     

下り/上り

 

 

     

山頂へ/足和田山(五湖台)山頂

 

  

     

三角点/山頂標識/河口湖(三ツ峠山)

 

     

富士山(山頂から)

 

     

富士山(山頂から)

 

     

足和田山(下山後紅葉台から山中湖方面)

 

     

富士山(紅葉台から)

 

     

足和田山(南側から)

 

     

富士山(帰途精進湖から)

 



2024年12月20日(金) 天候(晴れ)
  矢ヶ崎山(やがさきやま)トレッキング

  基本データ:矢ヶ崎山(標高)1184.1m(場所)軽井沢町・安中市(コース)碓氷峠コース(標高差)約210m(総距離/時間)約4q/4h(備考)積雪期'24.12.20  

 

 矢ヶ崎山は、浅間山はもちろん、小浅間山・石尊山・離山と側火山(寄生火山)を、三つとも眺めることができる山です。  
 矢ヶ崎山は県境の山で、東西で全く異なる景色を眺めることができます。信州側は穏やかな浅間山、上州側は荒々しい妙義山、どちらも山頂からの眺めは絶景です。  
 今回は碓氷峠を起点に、東側が切れ落ちた稜線上を縦走するコースで、ピーク毎に岩頭が現れ、上州側の景色を眺めながら山頂を目指しました。  
 また、観音岩と子持ち岩は、自然が造り出した珍しい巨岩でした。


 

     

矢ヶ崎山(離山から)

 

 

     

碓氷峠登山口/最初のピーク

 

 

     

矢ヶ崎山が見える/東矢ヶ崎山分岐

 

 

     

見晴らしの岩頭/樹間に浅間山

 

 

     

稜線歩き東端/第一ピークの岩頭

 

 

     

第二ピーク越え/越えた岩頭

 

 

     

五輪岩を望む/第二ピーク振返り

 

 

     

観音岩

 

 

     

子持ち岩を望む岩頭/子持ち岩正面

 

 

     

子持ち岩/急登

 

 

     

第三ピークの岩頭/稲村山を望む

 

 

     

第四ピークへ/岩頭・山頂を望む

 

 

     

雪の稜線/正面に山頂が

 

 

     

クラスト雪面/山頂直下

 

 

     

山頂尾根へ/山頂へ

 

 

     

矢ヶ崎山々頂/三角点

 

     

西:北アルプス・剣ヶ峰

 

     

北西:浅間山・眼下に軽井沢駅

 

     

北:鼻曲山・留夫山

 

     

北東:榛名山・妙義山・手前右は五輪岩

 

     

東:妙義山系・手前は稲村山・右は恩賀高岩

 

     

縦走した矢ヶ崎山(碓氷峠から)

 



2024年11月24日(日) 天候(晴れ)
  小浅間山(こあさまやま)トレッキング

  基本データ:小浅間山(標高)1655.2m(場所)軽井沢町(コース)峰の茶屋から往復(標高差)約250m(総距離/時間)約4q/3h(備考)−  

 

 小浅間山は、約2万年前に溶岩がドーム状に盛り上がって出来た小火山です。その姿かたちが浅間山に似ていることから小浅間山と名付けられたようです。登ってみますと、浅間山(前掛山)と同じように火山礫の山で、草木も少ない山でした。  
 大きな火山の中腹や裾野に出来る小火山を側火山(寄生火山)といいます。小浅間山は、石尊山・離山とともに浅間山の側火山です。  
 山頂からの浅間山の景色は雄大で、時々煙を噴き上げる姿に見入ってしまいました。現在、噴火警戒レベル2で火口周辺規制が行われています。


 

     

浅間山・小浅間山(峰の茶屋から)

 

 

     

雑木林の道/小浅間山西峰(分岐から)

 

 

     

小浅間山へ/巻き道分岐

 

 

     

巻き道岩場1から振返り/岩場2へ

 

 

     

岩場3から振返り/山頂へ

 

     

小浅間山頂上

 

     

浅間隠山・鼻曲山・留夫山(中央後方は榛名山)

 

  

     

三角点峰から噴煙上がる浅間山

 

 

     

西峰コルへ/西峰へ

 

     

小浅間山西峰

 

 

     

西峰の岩場/四阿山・志賀高原方面

 

 

     

西峰振返り/小浅間山(西峰岩場から)

 

     

中央は離山、左は妙義山、右は関東山地(同上)

 



2024年10月31日(木) 天候(晴れ)
  大林山(おおばやしやま)・八頭山(はっとうさん)トレッキング

  基本データ:大林山(標高)1333m(場所)上田・筑北・坂城・千曲(コース)坂上トンネル東から周回(標高差)約520m(総距離/時間)約6.4q/5h(備考)−  

 

 大林山は、国土地理院の地図では「大林山」と記されていますが、山頂の方位盤に「氷澤山」と一緒に併記されています。上田市側では「氷澤山」と呼ばれ、かつて室賀小学校では学校登山が行われていたようで地元に親しまれている山です。  
 今回は、坂上トンネル東から登り始め、稜線鞍部の「ぽんぽんの平」から八頭山(1204m)に登り、折り返して大林山に登りました。八頭山は眺望がなく、大林山は枝葉が伸びていて360度の眺望は望めませんでしが、関東山地・蓼科山方面は開けていました。  
 登頂後は、九竜山(1168m)を経て、反射板から県道まで、ロープ有りの急勾配を下りました。  


 

     

中央が大林山、右が八頭山(智識寺から)

 

  

     

登山口/岩ゴーロ地

 

  

     

急斜面/樹間に大林山

 

  

     

稜線出合/八頭山へ

 

  

     

山頂/八頭山標柱

 

  

     

大林山へ/岩井堂分岐

 

  

     

右へ巻道/標柱から尾根へ

 

  

     

尾根上を左折/山頂を望む

 

  

     

山頂へ/山頂(真中に三角点)

 

  

     

大林山の標識/氷澤山の標記

 

     

関東山地と蓼科山

 

     

樹間に北アルプス

 

  

     

九竜山への尾根/四阿山の眺め

 

  

     

樹間に冠着山(手前八頭山)/九竜山

 

  

     

反射板分岐/樹間に八頭山

 

     

浅間山の眺め(反射板から)

 

     

左から大林山・八頭山・冠着山(坂城IC付近から)

 



2024年10月21日(月) 天候(晴れ)
  高標山(たかっぴょうやま)トレッキング

  基本データ:高標山(標高)1747.3m(場所)木島平村(コース)カヤの平から往復(標高差)約300m(総距離/時間)約7q/3.5h(備考)−  

 

 約40年前、職場の先輩に連れられて山の景色や山の幸を求めて散策して以来、足が遠ざかっていた山域です。懐かしさと新しい発見のあったトレッキングです。  
 高標山は、志賀高原の北に位置するブナの原生林が広がる「カヤの平高原」の南側にある山です。  
 山頂前のピークや山頂からの眺めは素晴らしく、眼下に千曲川から善光寺平、東に奥志賀高原の山々、西に北信五岳から北アルプスまで、一望できる魅力的な山でした。  
 登山口には、「Mt.Takappyou」と「Mt.Kohyosan」の二つの表記がありますが、地元では前者で呼んでいるそうです。  


 

     

高標山(木島平から)

 

 

     

カヤの平/右に見える山が高標山

 

 

     

登山口/登山道の大岩

 

 

     

ダケカンバの道/ブナの大木(地上3m、スキーツアーの痕跡)

 

 

     

北尾根分岐/登り切ると穏やかな道

 

 

     

雪に耐える自然の造形/山頂前のピークへ

 

     

鳥甲山・苗場山(山頂前のピークから)

 

 

     

山頂へ/高標山山頂

 

 

     

祠/東を向いた三角点

 

     

岩菅山、右焼額山

 

     

手前高社山、右妙高山、左奥白馬三山

 

     

眼下に善光寺平、遠く北アルプス

 

 

     

高標山(林道から)/大ブナ・山の神

 



2024年9月14日(土) 天候(晴れ)
  ニュウ・中山(なかやま)トレッキング

  基本データ:中山(標高)2496m(場所)小海町・茅野市(コース)白駒池から周回(標高差)約400m(総距離/時間)約8.4q/7h(備考)−  

 

 八ヶ岳に「ニュウ」という不思議な名前の山があります。南に稲子岳があるので、名前は稲との関連が想像されます。  
 山の形が刈り取った稲穂を円錐状に積み上げた稲積(にお・にゅう)に似ていることから「ニュウ」と名付けられたと思われます。  
 また、シラビソの原生林から突き出た山の形が「乳」に似ていることから「にゅう」と名付けられたという説もあります。  
 今回は、白駒の池の入口からニュウ(2352.2m)→中山→高見石(2270m)→白駒池を巡るコースで周回しました。  
 ニュウからは富士山や槍ヶ岳が眺められました。中山は縞枯れ現象の美しい穏やかな姿の山でした。  


 

     

中山・右端にニュウ(天狗岳から)

 

 

     

白駒池入口/畔から登り始め

 

     

白駒池

 

 

     

白駒湿原/にゅうの森

 

 

     

稜線直下/稜線出合

 

 

     

ニュウの頂上へ/岩壁

 

 

     

頂上間近/ニュウの頂上

 

 

     

三角点/関東山地の眺め

 

     

左端に富士山、硫黄岳・天狗岳

 

 

     

富士山/天狗岳

 

     

茶臼山・縞枯山方面、手前に白駒池

 

 

     

丸山・高見石、遠く北ア槍ヶ岳/浅間連峰の眺め

 

 

     

見晴地からニュウ振返り/中山峠へ

 

 

     

中山への分岐/中山へ

 

     

ニュウ遠景(山頂手前から)

 

 

     

中山山頂/中山展望台

 

 

     

西側先にケルン/中山の縞枯現象

 

     

天狗岳の眺め

 

 

     

高見石に向かうとオコジョの森/高見石から白駒池の眺め

 

  

     

同じく中山の眺め/白駒池への分岐/カモシカの森

 

     

白駒池から中山、右端に高見石

 



2024年9月4日(水) 天候(晴れ曇り)
  茶臼山(ちゃうすやま)・縞枯山・雨池トレッキング

  基本データ:茶臼山(標高)2384m(場所)佐久穂町・茅野市(コース)麦草峠から周回(標高差)約330m(総距離/時間)約9q/7h(備考)−  

 

 茶臼山は、北八ヶ岳にある臼のように見える単独峰です。展望台に立つと、八ヶ岳の主峰赤岳をはじめとして南八ヶ岳の山々を一望できます。  
 今回は、麦草峠から中小場(2232.4m)→茶臼山→縞枯山(2403m)→雨池峠→雨池を巡るコースで周回しました。  
 雨池は、標高2070m付近にある池で、八ヶ岳では白駒池に次いで2番目に大きい池です。噴火した火口に水が溜まってできたものといわれています。  


 

     

左から雨池山・間に雨池峠・縞枯山・茶臼山(北横岳から)

 

     

茶臼山・縞枯山(麦草峠から)

 

 

     

麦草峠/苔の登山道

 

 

     

大石峠/中小場

 

 

     

茶臼山/縞枯山

 

     

丸山・中山・天狗岳の眺め(右奥は南ア)

 

 

     

鞍部/ガレ場

 

 

     

茶臼山へ/茶臼山の山頂

 

 

     

茶臼山展望台/三角点のある岩頭

 

     

天狗岳の先に南八ヶ岳の山なみ

 

     

西側茅野方面

 

     

霧ヶ峰・蓼科山・北横岳方面

 

     

縞枯山

 

 

     

茶臼山を下る/鞍部

 

 

     

縞枯山へ/縞枯山稜線出合

 

 

     

岩頭の先に茶臼山/縞枯山展望台

 

     

茶臼山の眺め

 

 

     

三角点/縞枯山の山頂

 

 

     

雨池峠/雨池へ

 

     

北側からの雨池

 

     

南側からの縞枯山

 

 

     

南池畔/茶水の池

 

     

雨池遠景(大岳から)

 

     

茶臼山・縞枯山(高見石から)

 



2024年8月1日(木) 天候(晴れ)
  天狗岳(てんぐだけ)トレッキング

  基本データ:天狗岳(標高)2646m(場所)茅野市・小海町(コース)唐沢鉱泉から周回(標高差)約800m(総距離/時間)約8.5q/10h(備考)日本二百名山・信州百名山'24.8.1  

 

 「日本百名山」を著した深田久弥は、八ヶ岳連峰から「蓼科山」と主峰赤岳を指して「八ヶ岳」として、二つを百名山に選んでいます。  
 八ヶ岳連峰は、北の蓼科山から南の編笠山までの南北約20qにわたる火山列ですが、登山者は夏沢峠を境にして「北八」と「南八」とに分けて親しんでいます。  
 天狗岳は、八ヶ岳の主稜線のほぼ中央にあって、北八ヶ岳の最高峰で「日本二百名山」に選ばれています。  
 すり鉢池から見上げる双耳峰の天狗岳や東天狗岳から西天狗への穏やかな稜線が印象的でした。  


 

     

天狗岳(縄文の道から)

 

 

     

唐沢鉱泉/黒百合平へ

 

 

     

渋の湯合流点/黒百合平から天狗岳へ

 

 

     

岩場/眼下に黒百合平

 

 

     

西に北ア槍穂高連峰/すり鉢池北縁

 

     

御嶽乗鞍から鹿島槍五竜

 

     

天狗岳(手前水枯のすり鉢池)

 

 

     

天狗の奥庭/すり鉢池

 

 

     

天狗の奥庭上/東天狗へ

 

 

     

中山峠分岐/稜線振返り

 

 

     

天狗岩の下/天狗岩の肩

 

 

     

東天狗への稜線/山頂へ

 

 

     

東天狗山頂/北に天狗岩

 

     

西に天狗岳

 

 

     

直下に根石岳への稜線/南に赤岳・阿弥陀岳

 

 

     

西天狗へ/鞍部から東天狗振返り

 

 

     

鞍部から西天狗へ/ガレ場

 

 

     

天狗岳山頂/三角点

 

     

(南)硫黄岳・赤岳・阿弥陀岳

 

     

(東)甲武信岳から金峰山

 

     

(北東)東天狗

 

     

(北)浅間連峰

 

     

(北西)霧ヶ峰・蓼科山

 

 

     

西尾根の先に諏訪湖/鞍部

 

 

     

第二展望台/天狗岳振返り

 

 

     

第一展望台/南ア北岳・甲斐駒・千丈

 

 

     

枯尾の峰分岐/唐沢鉱泉へ

 

     

天狗岳(ニュウから)

 



2024年6月14日(金) 天候(晴れ)
  五地蔵山(ごじぞうさん)トレッキング

  基本データ:五地蔵山(標高)1998m(場所)長野市戸隠(コース)一不動から弥勒尾根周回(標高差)約830m(総距離/時間)約9.2q/8h(備考)-  

 

 五地蔵山は十三仏(明王・如来・菩薩)の五番目、五地蔵菩薩が祀られている霊峰です。  
 東側が開けた登山道を一不動・二釈迦・三文殊・四普賢・五地蔵と辿ると登ることが出来ます。今まで五地蔵山は、高妻山への通過点でしたが、弥勒新道によって五地蔵山を周回する単独のトレッキングコースにもなっています。  
 今回は六弥勒の分岐から西側を眺めてみたいと、さらに七薬師まで足を伸ばしました。  
 五地蔵山は歩きながら高山植物を楽しむことが出来る「花の名山」です。サンカヨウ・シラネアオイ・キバナアツモリソウなどが咲いていました。  
 なお、十三仏の後半は、「乙妻山」のページに、高山植物は「花」のページに掲載していますので、ご覧ください。  


 

     

五地蔵山(戸隠牧場から)

 

 

     

大洞沢を渡る/滑滝

 

 

     

帯岩と不動滝/帯岩トラバースの鎖

 

 

     

鎖の続き/滝脇の鎖

 

 

     

氷清水/避難小屋と高妻山の頭

 

 

     

二釈迦のピークを望む/一不動

 

 

     

二釈迦のピークと屏風岩の山/二釈迦

 

 

     

高妻山を望む/三文殊

 

 

     

五地蔵山を望む/四普賢

 

 

     

振返ると九頭龍山/五地蔵

 

  

     

五地蔵山頂へ/山頂から飯縄山/山頂標識

 

     

妙高山・黒姫山(山頂から)

 

 

     

六弥勒/戸隠山を望む

 

 

     

高妻山(手前左「七薬師」右「八観音」のピーク)/妙高山を望む

 

 

     

振返ると六弥勒のピークと黒姫山/七薬師

 

 

     

弥勒新道を下る/杉の尾根

 

 

     

ブナ仙人/五地蔵山を振返る

 



2024年5月25日(土) 天候(晴れ)
  二ツ山(ふたつやま)トレッキング

  基本データ:二ツ山(標高)1826.7m(場所)岡谷市・下諏訪町・松本市(コース)鉢伏山荘から往復(標高差)約160m(総距離/時間)約9q/5h(備考)-  

 

 二ツ山は、頂上が二つあることから名付けられた山です。  
 鉢伏山(1928.8m)から二ツ山への登山道は、起伏はありますが、全体的には登るというよりは下り気味で、しかも草原の歩きやすい道です。  
 トレッキング中の眺めは素晴らしく、遠くは富士山をはじめ南・北・中のアルプスから御嶽山・浅間山・八ヶ岳と、近くは美ヶ原・霧ヶ峰の山々を眺めることが出来ます。  
 鉢伏山は、古くから信仰の山で数多くの石仏が祀られ、毎年七月には雨乞いの神事が行われています。二ツ山の稜線は、中央分水嶺になっています。北側は犀川へ合流する薄川で、千曲川・信濃川となって日本海に、南側は諏訪湖に入る横河川で、天竜川となって太平洋に流れて行きます。  


 

     

鉢伏山・二ツ山(高ボッチ山から)

 

  

     

穂高・槍・常念(展望台から)/鉢伏山

 

  

     

鉢伏山頂三角点/標識/石仏群

 

     

富士山・南ア・中ア・眼下に諏訪湖(山頂から)

 

     

中ア・御嶽山・鉢盛山・乗鞍岳

 

     

北アルプス・後立山連峰

 

  

     

ピークの先に三峰山・蓼科山/真中が二ツ山

 

  

     

鉢伏山振返り/前二ツ山へ

 

     

美ヶ原・浅間山(前二ツ山から)

 

  

     

前二ツ山/前二ツ山振返り

 

  

     

右に横川山/二ツ山へ下る

 

  

     

二ツ山へ/(左)二ツ山

 

  

     

草原の道振返り/三峰山分岐

 

  

     

二ツ山山頂へ/山頂

 

  

     

富士山・南アルプス/三角点

 

     

霧ヶ峰・八ヶ岳連峰

 

     

二ツ山・鉢伏山(三峰山から)

 



2024年5月11日(土) 天候(晴れ)
  御姫山・鞍骨山(おひめやま・くらほねやま)トレッキング

  基本データ:御姫山(標高)930m(場所)長野市松代町・千曲市(コース)妻女山から周回(標高差)約580m(総距離/時間)約11.5q/7.5h(備考)-  

 

 鞍骨山は、千曲川の東に広がる松代町清野田圃を囲むように半円形に連なる山なみの中心にある山です。鞍骨山頂には、鞍骨城址があって、清野氏(村上氏の支族)の山城と伝えられています。  
 御姫山は、佐久間象山の石碑のある北の象山からと、武田軍のきつつき戦法をかわした上杉謙信が布陣した南の妻女山からとの稜線出合から、さらに東奥に登った山です。  
 トレッキングは、妻女山(411m)から、天城山(694.6m)→鞍骨山(798m)→小姫山(860m)→御姫山(930m)→稜線出合(815m)→奥象山(683m)→象山(475.8m)へと周回するコースをとりました。  


 

     

御姫山・鞍骨山・天城山・妻女山(千曲川から)

 

 

     

登山口/登山道

 

 

     

天城山へ/天城山の山頂古墳

 

  

     

天城山山頂/標識/三角点

 

 

     

天空の坂山古墳石室/二本松峠

 

 

     

鞍骨城の堀切/石垣の鞍骨山へ

 

  

     

鞍骨山山頂(天空の山城鞍骨城址)/標識/土塁

 

     

善光寺平・戸隠山・高妻山・飯縄山

 

 

     

見晴らしの稜線/飯縄山・斑尾山方面

 

 

     

稜線出合/小姫山

 

 

     

御姫山へ/御姫山山頂

 

 

     

山頂標識/稜線出合を下る

 

 

     

奥象山へ/奥象山山頂

 

  

     

標識/三角点/象山への稜線から松代皆神山

 

  

     

象山山頂/佐久間象山碑/三角点

 

 

     

尼巌山・奇妙山(山頂から)/象山奉納碑前の広場

 

     

千曲川堤防から御姫山の山なみ

 



2024年4月28日(日) 天候(晴れ)
  大峯山・大道山(おおみねさん・だいどうざん)トレッキング

  基本データ:大峯山(標高)1327.5m(場所)坂城町・上田市(コース)芝峠から往復(標高差)約530m(総距離/時間)約8q/5h(備考)-  

 

 林道水晶線を歩き、芝峠を起点として、大道山・大峯山・水晶山を往復しました。  
 大道山(1289m)は、地元では「堂叡山」と呼ばれ、「安政6年(1859)に御岳信者一心講により開かれた信仰の山」だそうです。山頂には、5体の石像があり御岳神社が祀られています。  
 大峯山は、坂城中学校の登山で親しまれている里山で、山頂には祠が祀られ、三角点が設置されています。  
 水晶山(1276m)は、山頂標識のみで視界のきかない山です。  


 

     

大道山・水晶山・大峯山・太郎山・虚空蔵山(千曲川から)

 

  

     

芝峠へ/芝峠/矢印の「山」標識

 

 

     

大道山へ/大道山

 

 

     

大道山頂上/「堂叡山」の山頂標識

 

     

石像群

 

     

眼下に千曲川(坂城町)・北アルプス

 

     

五里ヶ峯の先に爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳

 

 

     

初めのピークへ向かう/次のピーク

 

 

     

鞍部/大峯山へ

 

 

     

大峯山頂上/三角点・山頂標識・祠

 

     

太郎山の先に蓼科山

 

     

左手前虚空蔵山の先に美ヶ原・遠く乗鞍岳から北アルプス

 

 

     

大道山・水晶山を望む/尾根道

 

 

     

水晶山への分岐/水晶山頂上

 



2024年4月10日(水) 天候(晴れ)
  虚空蔵山(こくぞうさん)トレッキング

  基本データ:虚空蔵山(標高)1077m(場所)上田市・坂城町(コース)麓から縦走コース(標高差)約640m(総距離/時間)約6.2q/7h(備考)-  

 

 虚空蔵山は、山麓に虚空蔵尊が祀られているお堂があることから「虚空蔵山」と名付けられたそうです。  
 トレッキングは、麓の座摩(ざますり)神社から持越城跡(690m)→兎峰(903m)→虚空蔵山(山頂は虚空蔵山城(御殿城))→鳥小屋山(958m)と高津屋山(924m)(二山に連なる高津屋城跡(鳥小屋城跡))→ケムリの城跡(795m)→虚空蔵堂→神社へと縦走するコースをとりました。  
 このコースは城跡の名が示すように、北信濃の戦国時代の武将、村上義清が築いた城跡(砦)群である「村上連珠砦」を巡るコースでもあります。  
 急登のロープ有り、山頂の雄大な眺め有り、城跡有りの魅力あるコースでした。  


 

     

虚空蔵山(半過から)

 

 

     

兎峰(登山口から)/急登

 

 

     

大岩/岩の階段

 

 

     

ロープの岩場/兎峰直下のトラバース

 

 

     

兎峰細尾根/兎峰へ

 

 

     

兎峰頂上/頂上先端

 

 

     

浅間山方面/千曲川・塩田平方面

 

     

鳥小屋山・高津屋山の先に北アルプス

 

 

     

虚空蔵山の稜線へ/虚空蔵山へ

 

 

     

山頂へ/虚空蔵山頂・三角点

 

 

     

虚空蔵山城/主郭から山頂振返り

 

 

     

北:大峯山・遠く高妻山/東:太郎山・遠く烏帽子岳

 

     

南:千曲川・遠く蓼科山

 

     

西:坂城町・遠く北アルプス(下り尾根から)

 

 

     

鞍部の先に鳥小屋山/鳥小屋山頂(鳥小屋城跡)

 

 

     

虚空蔵山振返り/高津屋山へ

 

 

     

高津屋山頂(高津屋城跡)/細尾根

 

 

     

下りロープ/ケムリの城跡へ

 

 

     

村上連珠砦(ケムリの城跡)/座摩神社

 

     

虚空蔵山・鳥小屋山・高津屋山(坂城町から)

 



2024年3月15日(日) 天候(晴れ)
  毛無山(けなしやま)トレッキング

  基本データ:毛無山(標高)1485m(場所)山梨県身延町・静岡県富士宮市(コース)麓から往復コース(標高差)約1100m(総距離/時間)約7.2q/8h(備考)積雪期  

 

 毛無山は日本二百名山、富士山の絶景を眺められる山、山梨百名山・静岡百山に選ばれています。  
 毛無山の登山口には、麓金山(富士金山)の「金鉱石破砕機」が残っていて、今川氏から武田氏・徳川氏へと変遷する金山があったことを伝えています。  
 山名の由来には、「木無し」と「木成し」の相反する説があるそうです。三角点のある山頂(1945.4m)は、南面に樹木が無く富士山の絶景が見えるので前者、最高地点の山頂は、樹木が茂っていて眺望が無いので後者、が当てはまりそうです。  
 野沢温泉スキー場の毛無山(1650m)、志賀高原の毛無山(1930m)と、全国には同名の山が沢山ありますが、この山が一番高いそうです。  
 六合目から積雪、登るにはきつい山でしたが、富士山を眺めながら稜線歩きの出来る素晴らしい山でした。  


 

     

毛無山・タカデッキ・雨ヶ岳(朝霧高原から)

 

 

     

麓金山精錬場跡/沢を渡る

 

 

     

はさみ石/富士山(二合目近くから)

 

  

     

不動の滝/上段の滝壺/下段の滝壺

 

 

     

この先随所にロープ/巨岩の巻道

 

 

     

やせ尾根/富士山展望台へ

 

     

富士山

 

 

     

地蔵峠との分岐/南ア展望台(この先端)

 

     

南アルプス(雪山左から上河内岳・聖岳・赤石岳・荒川岳・塩見岳・農鳥岳・間ノ岳・北岳)

 

 

     

甲斐駒ケ岳・鳳凰三山・八ヶ岳・金峰山/毛無山頂へ

 

  

     

三角点のある毛無山頂/山頂標識/国土地理院の側標

 

     

富士山(毛無山頂から)

 

     

富士山を眺めながら稜線を進む

 

 

     

相模湾方面/また富士山

 

 

     

またまた富士山/分岐と山頂を振返り

 

 

     

最高地点の毛無山頂/山頂標識

 

     

富士山(朝霧高原から)

 



2024年2月13日(日) 天候(晴れ)
  竜ヶ岳(りゅうがたけ)トレッキング

  基本データ:竜ヶ岳(標高)1485m(場所)富士河口湖町(コース)石仏・湖畔コース(標高差)約580m(総距離/時間)約6.2q/4.5h(備考)積雪期  

 

 「竜ヶ岳」は『富士の国やまなし』によると、その昔「小富士」と言われていたそうです。それが竜ヶ岳と呼ばれるようになったのは、二つの「竜ヶ岳伝説」に由来するそうです。  
 一つは、「富士山が噴火した時、真っ赤に焼けた溶岩が本栖湖に流れ込み、湖水は煮えたぎりました。湖の主の竜は熱さに耐えきれなくなり、湖から逃げ出し小富士に駆け昇った」という伝説。  
 もう一つは、「湖底に住む竜が、富士山の大爆発を村人たちに告げて小富士に昇りました。噴火の難を逃れた村人たちは、信仰の山として崇めるようになった」という伝説。東屋のある中腹には、竜を供養する「石仏」があります。  
 本栖湖は、貞観6年(864年)に起こった富士山の大噴火「貞観大噴火」の溶岩流によって現在の形になり、水深121.6m、「本州一の透明度」を誇る湖だそうです。  
 竜ヶ岳は、富士山の眺望が素晴らしく、「ダイヤモンド富士」としても有名です。  


 

     

富士山・竜ヶ岳(本栖湖から)

 

 

     

登り口/急登

 

 

     

本栖湖(尾根から)/東屋の先に竜ヶ岳

 

 

     

富士山(東屋から)/石仏

 

 

     

振返り/山頂へ(左は雨ヶ岳)

 

 

     

竜ヶ岳山頂/山頂北西側

 

     

南東:富士山

 

     

南西:毛無山・雨ヶ岳

 

     

北西:南アルプス(雪山左から聖岳・赤石岳・悪沢岳・塩見岳・農鳥岳・間ノ岳・北岳)

 

     

北:眼下に本栖湖、遠く八ヶ岳・金峰山等関東山地

 

     

北東:西湖、遠くに三ツ峠山

 

 

     

急坂に富士山/樹間に本栖湖

 

 

     

直下に本栖湖/湖畔から竜ヶ岳

 

     

本栖湖

 

     

富士山

 



2024年1月17日(日) 天候(晴れ)
  石尊山(せきそんさん)トレッキング

  基本データ:石尊山(標高)1667.8m(場所)軽井沢町(コース)追分宿コース(標高差)約680m(総距離/時間)約15q/6h(備考)積雪期  

 

 雄大な浅間山の山腹にコブのように盛り上がっている山が石尊山です。いかにも浅間山に寄生しているように見える小型火山です。石尊山は小浅間山や離山とともに浅間山の寄生火山(側火山)です。  
 2023年3月から浅間山の噴火警戒レベルは「2」、火口から概ね2km以内は入山規制となっていますが、石尊山は火口より3〜4kmで入山可能です。  
 浅間山はどこからでも眺められますが、間近に見るには黒斑山からの眺めが最高です。直接見上げるように見るには「賽の河原」からですが、石尊山からも迫力のある浅間山が眺められます。  
 晴天に恵まれ、眼下に軽井沢や佐久平を、遠くに幾重にも重なる佐久を囲む山なみを眺めることが出来ました。  


 

     

剣ヶ峰・浅間山、手前が石尊山

 

 

     

雑木林の一本道/石尊山と浅間山のコル

 

 

     

濁川を渡る/石尊山

 

  

     

急登/雪の未踏/コル(石尊平)から石尊山へ

 

     

(途中北側が開けると)剣ヶ峰

 

     

浅間山

 

 

     

山頂へ/山頂

 

 

     

山頂標柱・三角点/山頂南側

 

     

北:浅間山

 

     

東:榛名山・赤城山方面(手前鼻曲山)

 

     

南東:妙義山方面(スキー場手前が離山)

 

 

     

南:関東山地/八ヶ岳

 

 

     

濁川の源泉

 

 

     

血の池辨財天神社/おはぐろ池

 

 

     

血の池

 

 

     

上の座禅窟

 

 

     

座禅窟

 

 

     

赤滝(血の滝)

 

     

黒斑山・剣ヶ峰・浅間山、右手前が石尊山

 



2023年12月28日(木) 天候(晴れ)
  鷹狩山(たかがりやま)トレッキング

  基本データ:鷹狩山(標高)1167m(場所)大町市(コース)山岳博物館コース(標高差)約390m(総距離/時間)約5.6q/3h(備考)-  

 

 県山岳総合センター(大町市)が、2021年11月に行った「信州の里山・総選挙!冬山編」で、鷹狩山は第3位にランクインしています。 参考までに第1位は霧訪山、2位飯縄山、3位鷹狩山・守屋山、5位は太郎山でした。  
 古文書によると享保10年(1725年)には松本藩の御鷹山が旧八坂村切久保にあって、鷹打(タカ狩り)が行われていた記述があります。鷹狩山の名はこの御鷹山に由来しています。  
 山頂から、正面には北アルプスのパノラマが、眼下には高瀬川流域が、広がっている素晴らしい景色が眺められます。登山道の案内もきめ細かく、山頂まで車で行くことも出来ますが(冬季通行止め)足で登ることをお薦めします。  


 

     

左から霊松寺山・鷹狩山・南鷹狩山(麓から)

 

 

     

登り始め/結氷した池(山の子村)

 

 

     

キャンプ場からの山頂/トレッキングコース

 

 

     

駆け登りコース/南鷹狩山

 

 

     

振返ると北アルプス/鷹狩山

 

 

     

両コース合流点/山頂へ

 

 

     

恋人の聖地/展望台

 

     

鷹狩山山頂

 

  

     

金毘羅神社/ブロンズの御神馬/社殿

 

     

北アルプス・眼下に大町市

 

     

東:左聖山・中央大沢山・右東筑摩郡の山々

 

     

南:南鷹狩山・右北アルプス

 

     

西:常念岳・大天井岳(右に槍の穂先)・燕岳・餓鬼岳・唐沢岳

 

     

西:唐沢岳・烏帽子岳・北葛岳・蓮華岳

 

     

西:爺ケ岳・鹿島槍・五竜岳・唐松岳・白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳

 

 

     

北:妙高山・黒姫山・飯縄山・手前長者山/東:左大姥山・中央遠く四阿山・右聖山

 

 

     

大町山岳博物館/雷鳥の展示

 



2023年11月21日(火) 天候(晴れ)
  霊仙寺山(れいせんじさん)トレッキング

  基本データ:霊仙寺山(標高)1875m(場所)長野市・信濃町・飯綱町(コース)霊仙寺跡コース(標高差)約950m(総距離/時間)約7q/6h(備考)積雪期  

 

 霊仙寺山は長野市街から西に仰ぎ見る山です。右側のピークが霊仙寺山で、左側にある飯縄山とひと連なりの山に見えますが、実は独立した山です。  
 麓の霊仙寺跡から登り始めると、杉並木の参道の先に礎石などからなる奥ノ院や行場などの遺跡が残っています。古くから山岳信仰の地であったことが伺われ、霊仙寺山という山名にもなっています。山頂には、神の名を刻んだと思われる石碑や石の祠があります。  
 登山道は山頂目指して、ほぼ一直線に尾根道の急登が続いています。山頂からは北アルプスや妙高戸隠連山の眺望が開けています。  


 

     

霊仙寺山(麓から)

 

 

     

二ノ鳥居沓石/五社権現奥ノ院跡

 

 

     

屏風沢下/スキー場分岐

 

 

     

急登/振返り

 

 

     

奥山祇命/展望地

 

     

善光寺平

 

 

     

石塔/飯縄山分岐

 

 

     

岩場/山頂へ

 

 

     

霊仙寺山頂/標識

 

 

     

北峰/大岩

 

 

     

北峰から山頂へ/再び山頂

 

     

北:高妻山・黒姫山・妙高山

 

     

北東:日本海・野尻湖・斑尾山

 

     

東:千曲川下流・志賀高原方面

 

     

東南:千曲川上流・四阿山浅間山方面

 

     

南:飯縄山

 

     

西:北アルプス・戸隠西岳

 

左飯縄山、右霊仙寺山(長野市内から)


 



2023年11月14日(火) 天候(晴れ)
  八ヶ岳の西岳(にしだけ)トレッキング

  基本データ:西岳(標高)2398m(場所)富士見町(コース)富士見高原コース(標高差)約1060m(総距離/時間)約9q/6h(備考)-  

 

 西岳の山頂に立つと、真東に権現岳がそびえています。権現岳は古来から修験道の山で、信仰の山として崇められてきました。 その西側にあるので「西岳」と名付けられたと言われています。西岳の山頂には岩に刻まれた御嶽神社の碑があり、遠く西を望むと御嶽山がそびえています。  
 西岳には不動清水からカラマツやシラビソの樹林帯を真直ぐに登ります。ただひたすら直登するとガレ場が現れやっと視界が広がります。再び樹林に入り抜け出ると山頂にたどり着きます。山頂からは、富士山や南アルプスなどの眺めを楽しむことが出来ます。  


 

     

西岳(富士見高原から右は編笠山)

 

 

     

不動清水/長命水

 

 

     

岩ゴロの道/2138m小広場

 

 

     

急登/ガレ場

 

 

     

権現岳・編笠山/富士山

 

     

南アルプス(鳳凰三山・北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳)

 

     

遠く中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳

 

 

     

再び樹林へ/再びガレ場

 

 

     

山頂へ/山頂直前

 

 

     

西岳山頂/山頂標識

 

     

阿弥陀岳/赤岳・大天狗/樹間に阿弥陀岳・赤岳・権現岳

 

     

権現岳・編笠山

 

     

編笠山・富士山

 

 

     

山頂からの南アルプス/中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳

 

     

八ヶ岳連峰(西岳・編笠山、麓から)

 



10月29日(日) 天候(曇り)
  仏岩(ほとけいわ)トレッキング

  基本データ:仏岩(標高)1335.8m(場所)小県郡長和町(コース)小茂谷コース(標高差)約180m(総距離/時間)約2q/2h(備考)-  

 

 白樺湖に向かって何度も大門街道(国道152号線)を車で走ったことがあるのですが、今回のトレッキングまでは仏岩(小茂谷1155mの先、左手の案内板)に気を留めませんでした。隠れた名所を発見した思いです。  
 「宝篋印塔(ほうきょういんとう)」は「宝篋印陀羅尼経」の経文を納めた「宝塔」で、現世利益を求める礼拝・信仰の対象であったものが、供養塔・墓碑塔としても建てられるようになったと言われています。山の上に切り立った大岩が3つ並んでいるのが仏岩です。一番左の大岩に「宝篋印塔」が設置されています。  
 仏岩までは短時間で往復できますが、急峻で狭い登山道をとおり、山頂間近では鎖や梯子が連続していますので注意が必要です。岩上に立つと360度の視界が広がっています。  
 仏岩の「宝篋印塔」は石造で、鎌倉時代末の応長元年(1311)の銘が刻まれていて、県下で最古のものとして長野県宝に指定されています。  
 案内板によると、鎌倉時代に武石郷(現上田市武石)一帯を支配していた千葉氏の一族である武石氏が、先祖の供養のために建てられたものと推定されているそうです。  


 

 

     

登山道と大門川/点在する巨石

 

 

     

東屋近くの岩塊/岩間の道

 

 

     

奇岩/狭い岩の道

 

 

     

滑りやすい道/岩壁に梯子

 

 

     

下の梯子/上の梯子

 

 

     

上から梯子を見る/巨岩を見上げる

 

 

     

三角の巨岩/巨岩が並ぶ

 

 

     

巨岩の下をトラバース/三つの岩峰

 

  

     

長い鎖場

 

 

     

鎖の基部の巨岩/第一の鉄梯子

 

 

     

第二・第三の鉄梯子

 

 

     

第二/第三の鉄梯子

 

  

     

第一/第二/第三の鉄梯子

 

  

     

岩の隙間/岩上へ/仏岩の頂上

 

 

     

宝篋印塔/三角点

 

 

     

東の蓼科山方面/仏岩に並ぶ奇岩

 

 

     

北の四阿山/浅間山方面

 

 

     

南の霧ヶ峰方面/西の山

 



2023年10月18日(水) 天候(晴れ)
  編笠山(あみかさやま)トレッキング

  基本データ:編笠山(標高)2523.9m(場所)富士見町・北杜市小淵沢町(コース)観音平コース(標高差)約960m(総距離/時間)約9q/7.5h(備考)-  

 

 編笠山の名は、編笠を伏せたような山容に由来すると言われています。  
 八ヶ岳連峰の最南端に位置する独立峰です。同じ独立峰である北端の蓼科山と良く似ています。共に円錐形の火山で、山頂は溶岩に覆われています。山頂は、蓼科山が火口の平坦な窪地になっているのに対して、編笠山は丸い山になっています。編笠山はその分、山頂に立てば360度を見渡すことが出来、眼前の八ヶ岳の主峰や遠く富士山などを眺めることが出来ます。  
 観音平には「矢の堂」の跡地があって、聖観世音菩薩(新羅三郎義光(甲斐源氏の祖)が武運長久を祈願し、鷹の白矢を献じた伝説から「矢の観音」)が祀られています。武田信玄が戦勝を祈願、大門峠の合戦に勝利、ご加護を感じて、この地に矢の観音を移祀したと伝えられています。  


 

     

編笠山(観音平の麓から)

 

  

     

奇岩/登山道/巨岩

 

 

     

「雲海」/「押手川」

 

 

     

枯れ木の見晴らし地/富士山

 

     

南アルプス

 

 

     

長い梯子/その上の登山道

 

 

     

山頂間近/編笠山の山頂

 

 

     

山梨百名山標識/山頂標識と三角点

 

     

阿弥陀岳・赤岳・権現岳

 

     

西岳・蓼科山

 

     

南アルプス

 

     

入笠山・諏訪湖、遠く中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳

 

     

富士山

 

 

     

雲海に浮かぶ富士山/北アルプス

 

 

     

青年小屋・権現岳/編笠山

 

  

     

富士山と三ツ頭の尾根/富士見平分岐/「矢の堂跡地」

 

     

編笠山(麓から)

 

     

八ヶ岳連峰(左端:蓼科山、右端:編笠山、諏訪から)

 



2023年9月2日(土) 天候(晴れ)
  美ヶ原(うつくしがはら)トレッキング

  基本データ:美ヶ原(標高)2034.4m(場所)松本市・上田市・長和町(コース)台上コース(標高差)約100m(総距離/時間)約12q/5h(備考)日本百名山・信州百名山  

 

 「美しの塔」の入口上部のレリーフを見て『この老人は誰ですか』と質問されました。即座に答えられませんでしたが、調べてみましたら、こんな答えになりました。  
 日本百名山を著した深田久弥は、「山麓の住人の山本俊一氏がこの高原を愛して、道を開き、粗末な笹小屋をたてた。それが今の山本小屋の基である。・・・故山本翁を記念した『美ノ塔』が建ち、その裏面に尾崎喜八氏の詩が刻んである。」と記しています。  
 尾崎喜八は、大正・昭和時代の詩人。刻まれているのは『登リツイテ不意ニ開ケタ眼前ノ風景ニシバラクハ世界ノ天井ガ抜ケタカト思ウ。・・・』と続く「美ヶ原熔岩台地」の詩です。塔は文学碑にもなっています。  
 この塔は、濃霧の多い美ヶ原での遭難防止のための霧鐘を備えた避難塔を兼ねています。霧鐘を鳴らすための入口は北側ですから、こちらが正面で、上部に埋め込まれているのは故山本翁のレリーフです。  


 

     

北アルプス(美ヶ原高原美術館側登山口から)

 

     

四阿山・浅間連峰(同じく)

 

     

蓼科山・八ヶ岳・富士山・南アルプス(牛伏山東峰から)

 

     

牛伏山の山頂(同じく)

 

     

美ヶ原高原(牛伏山頂から)

 

     

北アルプス(同じく)

 

     

御嶽山・乗鞍岳

 

     

穂高連峰・槍ケ岳

 

     

爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳・唐松岳・白馬三山

 

     

牛伏山

 

     

美しの塔・王ヶ頭

 

     

蓼科山・八ヶ岳・富士山

 

 

     

百曲り園地/アルプス展望コース

 

     

南アルプス・中央アルプス

 

     

御嶽山・乗鞍岳・北アルプス

 

 

     

烏帽子岩/王ヶ頭へ

 

 

     

王ヶ鼻/石仏群

 

     

眼下に松本盆地(王ヶ鼻から)

 

     

北アルプス(同じく)

 

 

     

王ヶ鼻/王ヶ頭

 

 

     

王ヶ頭の山頂/三角点

 

     

美ヶ原高原(王ヶ頭から)

 

     

美ヶ原牧場

 

 

     

美しの塔/塩くれ場

 



2023年8月29日(火) 天候(晴れ)
  北横岳(きたよこだけ)トレッキング

 基本データ:北横岳(標高)2480m(場所)茅野市・佐久穂町(コース)坪庭コース(標高差)約240m(総距離/時間)約8q/5h(含む縞枯山)(備考)信州百名山  

 

 「富士山と八ヶ岳が背くらべをして、八ヶ岳が勝ったが、悔しがった富士山に蹴られて、山が八つに割れた。」という伝説は、面白い話です。  
 北八ヶ岳の「横岳」は、地理院地図では「横岳」ですが、南八ヶ岳にも少し高い同名の山があるので、こちらは「北横岳」とも呼んでいます(争わないのが一番)。  
 北横岳は八ヶ岳の火山列の北端に位置し、気象庁によって活火山に指定されています。「坪庭」は八ヶ岳最後の噴火で出来た溶岩台地だそうです。  
 坪庭を過ぎてから登り始め、北横岳の山頂に立つと、目の前に蓼科山を眺め、遠く南八ヶ岳や南アルプスなどを見ることが出来る眺望の良い山です。  


 

     

北横岳・縞枯山(北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅から)

 

     

真中が北横岳(山頂駅から)

 

 

     

坪庭分岐(奥に三ツ岳・雨池山)/北横岳へ

 

 

     

登り始め/登山道

 

 

     

山頂への斜面/南峰直下

 

  

     

南峰頂上/三角点/山頂を望む

 

 

     

北横岳山頂/南峰を振返り

 

     

三ツ岳・雨池山

 

     

縞枯山・南八ヶ岳

 

     

蓼科山

 

 

     

手前の七ツ池

 

 

     

奥の七ツ池/坪庭へ

 

 

     

溶岩台地、奥は縞枯山/溶岩越しの北横岳

 

     

北横岳・縞枯山・茶臼山(蓼科女の神展望台から)

 

     

南八ヶ岳(同上)





三ツ岳を経由するコースは、「三ツ岳」に掲載しています。

大岳を経由するコースは、「大岳」に掲載しています。


 



2023年7月25日(火) 天候(晴れ)
  鷲ヶ峰(わしがみね)と八島湿原一周トレッキング

 基本データ:鷲ヶ峰(標高)1798.3m(場所)下諏訪町・長和町(コース)八島湿原コース(標高差)約180m(総距離/時間)約7q/3.5h(備考)’23.7.25  

 

 霧ヶ峰高原の北西部には、八島ヶ原湿原と鷲ヶ峰があります。この二つを組み合わせた「鷲ヶ峰と花の八島ヶ原湿原一周」トレッキングがお薦めです。  
 鷲ヶ峰頂上は、360度の大パノラマ。尾根筋からは、八島ヶ原湿原を眼下に霧ヶ峰高原を一望することができます。  
 八島ヶ原湿原は、霧ケ峰高原の標高1640mに位置する高層湿原で、国の天然記念物に指定されています。「高層湿原」は、分解されずに堆積した泥炭が水面より高く盛り上がって形成された貧栄養の湿原です。  
 八島ヶ原湿原は、約1万2千年前の火山活動後にできた溶岩の窪みに水が溜まった池が始まりです。寒冷地のため、枯れたスゲやヨシなどの植物は分解されず泥炭となり、流入する土砂とともに堆積します。1年間に約1oの堆積を繰り返し、約1万2千年かけて湿原全体がドーム状に盛り上がっています。  


 

     

鷲ヶ峰(八島湿原から)

 

 

     

八島湿原/第1ピークを望む(分岐から)

 

     

八島湿原を一望(第1ピークから)

 

 

     

第1ピーク/山頂稜線と第2ピークを望む

 

 

     

第2ピークへ/第2ピーク(御嶽神社碑)

 

     

霧ケ峰高原を一望(左奥蓼科山、中央車山)

 

 

     

山頂稜線へ/第2ピーク振返り

 

   

     

山頂/標識/御料局三角点

 

 

     

三峰山の奥に美ヶ原高原/鉢伏山

 

 

     

登山道振返り/諏訪湖

 

     

八島ヶ原湿原(八島ヶ池)

 

 

     

鬼ヶ泉水/鎌ヶ池

 

 

     

「山小舎の灯」歌碑/御射山講武之跡

 

 

     

旧御射山神社/観音橋方面

 

 

     

湿原から鷲ヶ峰を望む/「あざみの歌」歌碑

 



2023年6月17日(土) 天候(晴れ)
  三峰山(みつみねやま)トレッキング

 基本データ:三峰山(標高)1887.8m(場所)下諏訪町・松本市・長和町(コース)和田峠コース(標高差)約370m(総距離/時間)約7.4q/4.5h(備考)-

 

 三峰山は、北に美ヶ原へ、南に霧ケ峰へ、西に鉢伏山へと続く、三つの峰の結び目になっている山です。  
 和田峠からは、和田峠山の北峰を過ぎた辺りからなだらかな草原となり、山頂を眺めながら歩く道は爽やかです。最後の山頂への登りは、天にでも上るような気分になります。登り切ると三角点、奥に山頂の標識が見えます。振り返ると、登って来た草原の中に一本の道が細長く続き、山頂からは、360度の大パノラマが目に飛び込んできます。  
 登り口の和田峠(標高1600m)は江戸時代の中山道の最高地点で、和田宿から峠を越え下諏訪宿へ下る旅人が難義した峠です。  
 西に向かうと和田峠山の峰に出ます。ここが旧和田峠(古峠)です。明治になって東餅屋から西餅屋間に新道が開通したため通る旅人がいなくなり、今は旧蹟として名が残っています。右に折れて北へ向かうと三峰山です。  


 

     

三峰山(鷲ヶ峰から)

 

 

     

和田峠(古峠)へ/中山道の古峠

 

 

     

峠の地蔵菩薩/登り

 

 

     

和田峠山へ/北峰山頂三角点

 

 

     

三峰山へ/和田峠山北峰振返り

 

 

     

草原の道/南側の谷

 

 

     

山頂へ/三角点

 

 

     

三峰山の山頂/三角点振返り

 

     

(北)美ヶ原高原

 

     

(北東)浅間連峰

 

     

(東)鷲ヶ峰・霧ケ峰・蓼科山・八ヶ岳・富士山・南アルプス

 

     

(南)諏訪湖・中央アルプス・御嶽山

 

     

(西)鉢伏山

 

     

(北西)山頂の先に北アルプス(三角点から)

 

     

槍穂高連峰(槍の手前右に常念岳)

 



2023年5月17日(水) 天候(晴れ)
  武石峰(たけしみね)・烏帽子岩(えぼしいわ)トレッキング

 基本データ:武石峰(標高)1972.9m(場所)松本市・上田市(コース)烏帽子岩・武石峰コース(標高差)約360m(総距離/時間)約12q/5.5h(備考)-

 

 「烏帽子岩」(1621m)は、「古代より神が降る磐座(いわくら)として崇められ、山の神として、また女鳥羽川の源流の水神として信仰され」ています。山頂の烏帽子権現では、古くから雨乞いが行われていたそうです。  
 「武石峠」は、松本から上田方面へ行く近道で、茶屋跡が史蹟となっています。田山花袋は、明治20年代に浅間温泉へ泊り、武石峠を越えたといわれ、その時に詠んだ歌が石碑に刻まれています。  
   今もなほありやあらずや信濃なる峠の上にわが見たる茶屋  
 「武石峰」は、一等三角点のある草原の山で、写真の様に遮るものの無い山頂からの景色は「素晴らしい」の一言です。  
 「美ケ原高原ロングトレイル」は、北は四賀地区金山町を起点に南は牛伏寺まで、日本一高く広い美ケ原高原を中心に歩く、総延長約45qのロングトレイルです。今回は烏帽子岩・武石峠・思い出の丘・武石峰を踏破しました。  


 

 

     

武石峠茶屋跡・女鳥羽川の源流/眼下に松本市街

 

     

目指す烏帽子岩のある尾根

 

 

     

カラマツ林の登山道/烏帽子岩のある尾根へ

 

 

     

美ヶ原高原ロングトレイルの尾根道/樹間に烏帽子岩が現れる

 

     

絶景の烏帽子岩

 

 

     

山頂へ/山頂

 

 

     

烏帽子大権現社/山頂の岩頭

 

 

     

思い出の丘を望む/北アルプスを望む

 

 

     

烏帽子岩(山頂から)/(岩頭から)

 

 

     

思い出の丘へ/思い出の丘

 

     

北アルプスを望む

 

     

戸谷峰の手前に烏帽子岩のある尾根

 

 

     

武石峰へ/山頂へ

 

 

     

武石峰/山頂・一等三角点

 

     

武石峰の眺め(東南)美ヶ原・遠く蓼科山

 

     

(西)思い出の丘・遠く北アルプス

 

     

(南)鉢伏山

 

     

(北東)浅間山

 



2023年5月11日(木) 天候(晴れ)
  中西山(なかにしやま)トレッキング

 基本データ:中西山(標高)1741.1m(場所)長野市鬼無里(コース)奥裾花自然園コース(標高差)約600m(総距離/時間)約9q/6h(備考)-

 

 中西山は、奥裾花自然園に登山口があって、上水内と北安曇を東西に別ける山なみ(*)の稜線上にあります。  
 中西山は、鬼無里から見ると西側にあるので名前の由来が分かりますが、同じ稜線上の南隣りに東山の名があるのは不思議です。  
 それは小谷・白馬では、西の「北アルプス」に対して、東に連なる山なみを「東山」と呼んでいますので、白馬岳の向かいにある山頂に、東山(1849.3m)の名前を付けたと考えると合点がいきます。  
 中西山は、東に乙妻山・高妻山・戸隠・西岳連峰を、西に白馬連峰を、北に妙高山・火打山・焼山の頸城(くびき)三山を眺めることができます。頸城は、新潟県西部(ほぼ上越地方)の名称です。  

   *北から最高峰の堂津岳(1926.8m)・奥西山・中西山・東山・黒鼻山・八方山・物見山・柄山と連なっています。

 

     

中西山(元池から)

 

 

     

曲がったブナの木の登山道/京清水

 

 

     

残雪が登山道を遮る稜線出合い「落合」/初めのピーク

 

 

     

ピーク直前/次のピークを望む

 

     

妙高山・乙妻山・高妻山

 

     

戸隠山・八方睨・西岳連峰

 

 

     

山頂へ続く残雪/山頂直前

 

 

     

中西山の山頂/三角点

 

     

乙妻山・高妻山・戸隠・西岳連峰(山頂から)

 

     

雨飾山・金山・焼山・火打山・妙高山・手前中央は堂津岳(山頂から)

 

 

     

東山(稜線先から)/白馬連峰

 

 

     

稜線の西側/雨飾山

 

 

     

東山への稜線先から中西山振返り/今池湿原の水芭蕉(奥裾花自然園)

 

     

中西山(今池湿原から)

 



2023年4月28日(金) 天候(晴れ)
  鍬ノ峰(くわのみね)トレッキング

 基本データ:鍬ノ峰(標高)1623.2m(場所)大町市(コース)常盤コース(標高差)約530m(総距離/時間)約3.5q/4h(備考)-

 

 鍬ノ峰の常盤登山口近くに「唐子山の神」が祭られています。山の神は、山の恵みや水源を守るほかに、春には里に降り田の神になり農業を助け、秋には収穫が終わると山に戻り山の神になると伝えられている山と里を守る神様です。  
 双耳峰の稜線が鍬の刃先に見えるところから鍬ノ峰と名付けられ、地元の人たちに親しまれている山です。  
 山頂は写真の様に広くありませんが、360度の眺望は素晴らしく、間近に北アルプスを眺めることが出来、ロックフィルダムの七倉ダムも見られます。  
 北側には、大町高校の山岳部の生徒が開拓した「仏崎観音寺コース」があります。


 

     

鍬ノ峰(高瀬川から)

 

 

     

常盤口から登り始め/シャクナゲの咲く道

 

 

     

右側が切れ落ちている/立ち塞がる巨岩

 

 

     

東側にトラバース/岩を乗り越える

 

 

     

行止まりの杉/東側にトラバース

 

 

     

鞍部に降る/山頂を望む

 

 

     

岩場(西に巻く)/南尾根の小ピーク

 

     

南方面を一望

 

 

     

南峰へ/南峰手前の岩場

 

 

     

南峰頂上/北峰を望む

 

 

     

北アルプスを眺めながら進む/北峰へ

 

 

     

鍬ノ峰頂上/山頂三角点

 

     

(西側北アルプス)左側肩に白く常念岳・餓鬼岳・唐沢岳

 

     

唐沢岳・七倉ダム・北葛岳・右蓮華岳(肩に針ノ木岳)

 

     

蓮華岳・爺ケ岳・鹿島槍ヶ岳

 

     

北アルプス

 

  

     

(東側)眼下に大町北安曇・遠く妙高戸隠連峰/志賀高原・四阿山/浅間山

 

 

     

双耳峰の鍬ノ峰/唐子山の神

 



2023年4月20日(木) 天候(晴れ)
  戸谷峰(とやみね)トレッキング

 基本データ:戸谷峰(標高)1629.31m(場所)松本市(コース)三才山一ノ瀬コース(標高差)約690m(総距離/時間)約5.9q/4h(備考)-

 

 長野県の中央部に位置する筑摩山地は、松本盆地と上田盆地を隔ています。筑摩山地を越えて関東と往来するには、保福寺(ほうふくじ)峠か三才山峠を越えなければなりません。 この二つのルートの間にあるのが、三才山の峰続きにある戸谷峰です。  
 万葉集に「信濃路は今の墾道(はりみち)刈株(かりばね)に足踏ましむな沓はけわが背」と詠まれている古代の東山道は、木曽路ではなく保福寺道との説もあります。  
 江戸時代に松本藩主の参勤交代にも使われた保福寺峠越えは、上田で北国街道に合流し、中山道を通って江戸へと至る主要な街道でした。したがって三才山峠越えは、江戸への最短距離でしたが、東山道の脇道でした。  
 そんな状況が、昭和51年(1976)に三才山トンネルの開通によって一変しました。三才山峠越えは保福寺峠越えに代わって、物資輸送の主要な道路になったのです。街道の変遷を知るのもトレッキングの楽しみの一つです。  
 戸谷峰は「槍・穂高連峰」を眼前に、北アルプスを一望でき、素晴らしい景色を眺めることのできる山です。  
 (参考)筑摩山地の主な山は、聖山、冠着山、三才山、美ヶ原、鉢伏山、霧ヶ峰などです。


 

     

戸谷峰(右奥)

 

 

     

三才山一ノ瀬から登り始め/ガレ場を横切る

 

 

     

ガレ場/南尾根へ

 

 

     

南尾根(北に山頂が見える)/急登が始まる

 

 

     

巨岩/稜線へ

 

 

     

稜線出合い/山頂へ

 

 

     

山頂/三角点

 

     

眼前に槍・穂高連峰(左乗鞍)北アルプスを一望

 

 

     

鹿島槍ヶ岳(後立山連峰)/浅間山

 

     

美ヶ原(右奥に鉢伏山)

 

 

     

北尾根/大日如来の祠

 

     

六人坊と本沢を挟む山々(谷間に三才山トンネルの道)

 

     

カヤ地(奥に御嶽山)

 

 

     

樹間に戸谷峰/野間沢橋への下り尾根

 



2023年3月20日(月) 天候(晴れ)
  物見山(ものみやま)トレッキング

 基本データ:物見山(標高)1375.5m(場所)佐久市・下仁田町(コース)内山牧場コース(標高差)約140m(総距離/時間)約4.6q/3h(備考)積雪期

 

 「物見山」は、北に浅間山を望み、妙義山・荒船山と眺望が素晴らしいので、群馬百名山に数えられている妙義荒船佐久高原国定公園の山です。  
 群馬県側の神津牧場は放牧されていますが、長野県側の内山牧場は昭和中頃まで営まれていましたが、現在は放牧されていません。  
 佐久市振興公社は、2022年4月に旧内山牧場キャンプ場を「荒船パノラマキャンプフィールド」と改名してリニューアルしています。  
 物見山から八風山への県境を往復する12qは、浅間山などの山々を眺めながら高原と牧草地の脇を歩くトレッキングコースになっています。


 

 

     

登り始め/物見岩

 

 

     

物見岩の上/荒船山

 

     

南アルプス北岳・八ヶ岳・蓼科山(物見岩から)

 

 

     

物見岩のあるピーク/三角点

 

     

北アルプス(国土交通省内山無線中継所展望台から)

 

 

     

物見山(同じく展望台から)/妙義山

 

 

     

物見岩のあるピーク(登りから振返り)/物見山へ

 

 

     

物見山の頂上/三角点と頂上の眺め

 

     

手前八風山、後方浅間山、右浅間隠山・鼻曲山、奥中央が岩菅山

 

     

妙義山、後方左浅間隠山・鼻曲山、中央榛名山

 

 

     

八風山・志賀牧場分岐近くの境/境から物見山を見上げる

 



2023年3月15日(水) 天候(晴れ)
  八風山(はっぷうざん)トレッキング

 基本データ:八風山(標高)1315m(場所)軽井沢町(コース)西側登山口コース(標高差)約110m(総距離/時間)約2q/2h(備考)

 

 八風山は、関東山地の北部に位置し、妙義荒船佐久高原国定公園に属しています。八風とは、風の神のことで、八方から風を受ける山ということで「八風山」と名付けられたそうです。  
 林野庁では、国有林の豊かな自然を活用するために「森林レクリエーション」の指定をしています。(下記参照)  
 八風山は、八風山周辺と併せて、観光道路である妙義荒船スーパー林道を含めて、「八風山風景林」として設定されています。  
 山頂には一等三角点があり、南峰(1318m)は下仁田町に接する群馬県境の山です。山頂からは浅間山や妙義山が眺められ、上信越自動車道の八風山トンネルが通っています。

 (記)森林の特徴や利用の目的に応じて、自然休養林、自然観察教育林、風景林、森林スポーツ林、野外スポーツ地域、風致探勝林の6種類に区分されています。


 

 

     

中央が八風山(物見山から)/登り始め

 

 

     

稜線へ/カラ松林

 

 

     

山頂へ/八風山の山頂

 

  

     

山頂標識/一等三角点/樹間に浅間山

 

     

浅間山、中央岩菅山、右浅間隠山・鼻曲山

 

     

妙義山(峰々の総称、右側手前ピーク日暮山その奥が相馬岳1104m)

 

 

     

八風山の南峰/下りから山頂振返り

 

 

     

鞍部の物見山方面への分岐/岩峰越え

 

 

     

岩峰尾根/岩塊越え

 

 

     

岩塊尾根/南峰へ

 

 

     

南峰の頂上/南峰の先端へ

 

 

     

南峰の先端/中央奥に荒船山、右物見山

 

 

     

樹間に八ヶ岳/北アルプス

 

 

     

南峰から山頂の眺め/麓から浅間山

 

     

浅間サンラインからの浅間山

 



2023年2月27日(月) 天候(晴れ)
  有明山(ありあけやま)千曲市トレッキング

 基本データ:有明山(標高)651.7m(場所)千曲市(コース)千曲市森将軍塚古墳館から(標高差)約290m(総距離/時間)約3.2q/2h(備考)

 

 善光寺平から上信越自動車道の更埴JCTを東京方面に向かって、最初のトンネルの右上の山が「有明山」です。  
 その尾根上に墳丘長98mの大きな前方後円墳が見えてきます。科野(しなの)のクニを治めていた王の墓と思われています。4世紀頃につくられた古墳時代前期の「森将軍塚古墳」です。  
 さらに上方に墳丘長37mの「有明山将軍塚古墳」があって、近隣の古墳と合わせて国の史跡「埴科古墳群」に指定されています。  
 「有明山」は標高は高くありませんが、古代史に興味のある人にとっては、魅力的な山です。山頂の眺望は芳しくありませんが、森将軍塚古墳からの眺めは最高です。  
 麓には、森将軍塚古墳館と長野県立歴史館があって、「科野の里歴史公園」となっています。


 

     

有明山全景(中段に森将軍塚古墳)

 

 

     

急な登り坂/2号墳

 

 

     

円墳群/森将軍塚古墳(側面から)

 

 

     

森将軍塚古墳/北アルプス白馬三山の眺め

 

     

善光寺平、遠くに高妻山・飯縄山

 

 

     

有明山将軍塚古墳/有明山へ

 

 

     

有明山の山頂/山頂標識と三角点

 

 

     

樹間に北アルプス(左から蓮華岳・爺ケ岳・鹿島槍ヶ岳)/科野の里歴史公園

 


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